This Category : 父の病気のこと

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最期

2010.01.15 *Fri
お父さんの最期。
忘れたい、けど忘れたくない。
私とお父さんが、この世で一緒に生きていたっていう証だもん。


お父さん、
最期の夜、私を呼んでくれてありがとうね。
いつものように、きっとくる明日を信じて眠りについていたのに、
お父さん、朝の5時半くらいに心の中で私を呼んだでしょう?
いつもなら起きない時間なのに、
私、目が覚めちゃって、お父さんのベットに行ったよ。

お父さんは、しっかり目を開けて起きていたね。
「お父さん、どしたの?」
「大丈夫?」
声をかけてあげてたら、
一緒に泊まってくれていた弟が起きちゃって、
「お父さんも眠たいんやけん、起こされん」
って言われたけど、
どうしても、お父さんのこと放っておけなくて、
ずっと声をかけてたんだよ。

そしたら弟も起きてきて、
お父さんを囲んで、家族3人が手を取り合って過ごしたね。
そしたら、お父さんの呼吸がだんだん弱くなって、
感覚がだんだん長くなって。。。
「逝かないで」って言えなかった。
もう十分がんばったんだもん。
見届けてあげようと思った。
涙でちゃんと見えなかったけど。
ただ、お父さんの手をずっと握っていた。

最期は、本当に眠るように息をひきとったお父さん。
午前6時42分。
お父さんが、朝、仕事に行く時間だったね。


うまく文章に書けないけれど、
お父さんの最期は、
苦しんだ今までは何だったんだろうって思うくらい穏やかでした。



お父さん。
家族3人で居るときを選んで、お父さんは旅立ったんだよね。
私1人じゃ可哀相だから。

最期の夜、私が「おやすみ」を言ったとき、
お父さん、口を動かして何か言いたそうにしてたよね。
何度も何度も聞きなおしたんだけど、
「わしは・・・」
までしか聞き取れなくてごめんなさい。
お父さん、何が言いたかったの?
色々考えたけど、やっぱり分からないの。
夢でもいいから、続きを聞かせてくれない?


そして、あのとき、
私を呼んで起こしてくれてありがとう。
そのまま朝まで眠っていたら、
私、冷たくなったお父さんに会うことになってたんだよね。
そんなこと絶対いやだよ。
一生後悔するよ。
それが分かってたから、
お父さん、私を起こしてくれたんだよね。
そうとしか思えないよ。

最期まで、
私のことを思い、愛してくれたお父さん。
私もそんな人になりたいよ。

今も、涙はとまらないよ。
お父さんがいなくなった現実を受け入れつつも、
ふとした瞬間に、怖いくらい淋しくなるときがあるよ。
もう世界中どこを探してもお父さんの笑顔に会えないなんて。
お父さんに触れられないなんて。
それでも、生きていくしかないんだよね。
生きれなかったお父さんのぶんまで。


だけど、
もう少し時間をもらっていい?
そばにいてって言ってもいい?
泣き虫でもいい?
お父さんって呼んでもいい?

まだお父さんのそばから離れられないよ。




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2010.01.10 *Sun
2010.1.10
午前6時42分

お父さん、私の気持ちを持って行ってくれた?
今でも、そばにいてくれてるの?

お父さん。
お疲れさま。
ありがとう。

今日から、お父さんのいない世界だなんて、
なんだか信じられないよ。



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約束

2010.01.09 *Sat
酸素が65。
血圧ももう測れない。


お父さん、一緒だよ。

今までも、これからも、ずっと一緒だよ。

気持ちは、いつまでも一緒だよ。


約束しようね。

お父さん、届いてる?




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はざまで

2010.01.09 *Sat
お父さん、
何もしてあげられることがないの?

ただ、お父さんが息をしてくれているのを、
見守ることしかできないの?

お父さんは、
「身体を起こして欲しい」

という、かすかな意思表示をしてくれる。

看護婦さんは言う。
「心臓に負担がかかるから、動かさないほうがいい」と。

それでも、私はお父さんの意思を無視することはできなくて、
何度もナースコールを押してしまう。

「昨日も言ったと思うけど…」
っという、看護婦さんからの言葉は聞き飽きたよ。


痰が詰まっていても、
身体を起こして欲しいといっても、
床ずれができるから体位を変えて欲しいっていっても、

「今は動かさないほうがいい」

っていう。

呼吸が浅く短いから、少しの刺激が引き金になってしまうんだって。


今まで、お父さんが「したい」ということは何でもしてあげてきたのに、
最後の最後になって、
何もしてあげられないなんて、
気持ちをどこに持っていっていいのか分からないよ。


お父さんは、人形じゃないのに。
まだ生きているのに。
人間として、意思表示もするし、苦痛も訴えてるのに、
「もう動かさないほうがいい」
というひと言で片付けられて、
私は、ただ見守ることしかできなくて。


お父さんの気持ちと、
医師や看護婦の意見と、
いろんな気持ちのはざまで、一人立ちすくんでいます。


お父さんの気持ちが知りたいよ。

今は、ただそれだけ。




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時間

2010.01.08 *Fri
今日も、昨日も、
毎日お父さんは、がんばってくれています。

余命1週間と言われてから、2週間が過ぎようとしています。


ただ、もう残された時間は、限りなく少ないような気がしています。

呼吸が浅く、
喉にからんだ痰も、
吸引してもらうことによって呼吸を止めてしまう恐れがあるので、
取ってあげることができないんです。

抵抗力がおちて、
背中からお腹にかけて、「帯状疱疹」ができてしまいました。
それも、もう様子を見ることしかできないんです。


「苦しいよ」って訴えても、
ただ手を握り、身体をさすってあげることしかできない。


神様。
もうわがまま言わないから、
お父さんを楽に、少しでも楽な時間が過ぎていってくれますよう、
最期は苦しむことのないよう、
どうか、お願いします。

もう、私には「祈ること」しかできないや。




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プロフィール

よもこ

Author:よもこ
父の食道ガンとの戦いを終え、地元を離れ、平成22年11月に入籍しました。
平成23年6月に妊娠していることが分かり、初めてのことにとまどいながらも嬉しさでいっぱいです。



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